空気圧について
適切な空気圧のタイヤは、路面の凹凸に順応することで細かい衝撃を吸収して快適で優れたコントロール性を発揮し、効率的かつ安全なライディングを可能にしてくれます。
マウンテンバイカーには周知の事実ですが、地形に対して必要以上に高い空気圧は、路面からの衝撃を受けてスピードが損なわれます。また、走行ラインを保ったり障害物を避けたりする際にもエネルギーを犠牲にしてしまいます。
適切な空気圧のタイヤは、路面の凹凸に順応することで細かい衝撃を吸収して快適で優れたコントロール性を発揮し、効率的かつ安全なライディングを可能にしてくれます。
マウンテンバイカーには周知の事実ですが、地形に対して必要以上に高い空気圧は、路面からの衝撃を受けてスピードが損なわれます。また、走行ラインを保ったり障害物を避けたりする際にもエネルギーを犠牲にしてしまいます。
この計算機は、GIANTとCADEXのフックレスリムロードホイールおよび対応するロードタイヤの推奨空気圧を提供します。
表示される数値は目安としてご確認いただき、バイクの設定やライディング条件に合わせて、ご自分に合った空気圧に調整してください。
psi / bar
路面状況に応じて空気圧を調整しましょう。
従来の常識では、100psi (6.9bar)程度がスピードと衝撃吸収性のマジックナンバーであり、真新しい滑らかな舗装路やサーキットでは、タイヤはその空気圧で最高のフィーリングを得られると考えられてきました。しかし、完全に滑らかな路面以外(ほとんどの人が普段乗っている路面)を走る場合、チューブレスとフックレスのテクノロジーの利点を生かして、通常よりも10~15psi(0.7~1.0bar)低い空気圧で走ることをお勧めします。例えば、100psi(6.9bar)の場合は約85~90psi(5.9~6.2bar)です。これにより、タイヤは路面の凹凸に順応しやすくなり、無駄なエネルギーロスを減らして、ゴツゴツとした乗り心地を解消することができます。同様に、ウエットコンディションでは、通常走行時よりも10psi(0.7bar)低くすることで、接触面が増えてグリップが大幅に向上します。
タイヤ幅に応じて空気圧を調整しましょう。
25cタイヤを使用しているときに、あなたの体重と路面状況では90psi(6.2bar)が最適な空気圧だとします。より幅広の28cタイヤに交換すると、タイヤのボリュームが大幅に増加するので、同じようなスムーズでしなやかな乗り心地を実現するためには、空気圧を下げる調整が必要です。
体重に応じてタイヤの空気圧を調整しましょう。
タイヤは、ライダーとバイク、さらにギアや荷物の重量を支えています。このため、体重のあるライダーはより高い空気圧が必要ですが、軽いライダーはより低い空気圧で事足ります。 そのため、前述した「マジックナンバー100psi(6.9bar)」のように、「1つの空気圧がすべての人に当てはまる」ということはなく、体重に応じた空気圧の調整が不可欠です。
リム、タイヤ、およびリムテープに表示されている最大空気圧を絶対に超えないでください。
すべてのライドを安全に行うために、GIANTは推奨される最大(MAX)タイヤ空気圧をリム、タイヤ、またはリムテープのいずれかに表示しています。 その圧力を超えて空気を充填しないでください。
最大タイヤ空気圧は推奨タイヤ空気圧ではありません。
すべてのライドを最高のものにするために、GIANTではタイヤの空気圧を最大圧力まで上げないことをお勧めします。最大空気圧で使用すると、前述の理由により、過酷で不快、さらには危険な走行体験となる可能性さえあります。GIANTの推奨空気圧チャートを参考にしてください。
走行する前に毎回タイヤ空気圧を確認してください。
前述のとおり、適切な空気圧のタイヤは、路面の凹凸に順応することで細かい衝撃を吸収して快適で優れたコントロール性を発揮し、効率的かつ安全なライディングを可能にしてくれます。走行前のわずか1分間のチェックで、大きな違いを生み出すことができます。