タイ北部のピッサヌロークを舞台に開催された今年のACCアジア選手権ロードレース。渡部選手にとっては、今大会が初めてのロードレース日本代表選出となります。なお、渡部選手がエントリーした女子U23は、エリートとの混走で実施され、17カ国/82名のライダーがスタートラインに並びました。
105.7kmで争われたレースは、日本を含む各国がアタックを繰り返すも、広く平坦基調な道が続くコースゆえに逃げ決まらず、30人以上を残しての集団スプリントで決着。この日は、Enviliv Advanced SLを駆った渡部選手は、総合16位でフィニッシュすると同時にU23クラスでは3位に。アシストとして仕事を果たしながら、見事銅メダルを獲得しました。
渡部選手は自身のSNSで次のようにコメントしています。「今回はアシストとしての役割でしたが、チームで協力し、良い結果残せたので嬉しいです。コロナの影響で、ロードナショナルの遠征は今回が初めてでした。まだまだ課題ばかりなので、今後もたくさん経験を積み、もっともっと強くなりたいと感じました。ここで走らせていただけたことに感謝しています。監督を始め、スタッフの皆さん、選手の皆さん、何もわからない私に優しく接してくれて本当にありがとうございました。日本からのたくさんの応援メッセージもありがとうございました!」
シクロクロス欧州遠征、世界選手権、シクロクロス東京、アジア選手権ロードレースと4週連続でハードなレースをこなした渡部選手ですが、息つく暇もなく、今度は1か月のベトナム遠征へと向かいます。日本を飛び出し、世界で活躍する渡部選手への引き続きの応援よろしくおねがいいたします!
Photo:本人提供