アンバー・ペイトがオーストラリア選手権クリテリウムで独走勝利

2025年1月10日

チーム/ライダー

1月10日(金)に開催されたオーストラリア選手権クリテリウムで、Liv AlUla Jaycoのアンバー・ペイトが女子エリートレースを制覇。前日のタイムトライアルで2位を獲得した独走力を武器に、自身2度目となる優勝を果たしました。

優勝候補を多数抱える有力チームとして、オーストラリア選手権クリテリウムに参戦したLiv AlUla Jayco。優勝経験者であるペイトやルビー・ローズマンギャノン、チーム移籍後初戦となるジョシー・タルボットら3名がスタートラインに並びました。

穏やかな展開でスタートしたレースは、EnviLiv Advanced SLを駆るペイトのアタックによって活性化し、19歳のキーラ・ウィルだけがペイトとの合流に成功。Liv AlUla Jaycoが動きを封じたことで追走のペースを上げることのできないメイン集団に対して、先頭2名はすぐさま大きなタイム差を稼ぎだします。そして、2名がメイン集団の後方を視界に捉えたところで、ペイトが再びアタックし、単独先頭に立ちます。

その後、メイン集団が周回遅れとなるのを防止するためにレースは短縮となり、メイン集団が激しい着順争いを繰り広げる一方で、ペイトは勝利を噛みしめながら単独先頭でフィニッシュラインを通過しました。

Liv AlUla Jaycoにとって4年連続となるオーストラリア選手権クリテリウムの勝利で、ペイトにとっては2023年に次ぐ2度目の優勝となります(ペイト:2023/2025年、ローズマンギャノン:2022年/2024年)。

アンバー・ペイト(Liv AlUla Jayco)のコメント
チームのためにやり遂げることができて、正直にとても嬉しく、誇りに思います。昨日タイムトライアルを走ったので少し疲労を感じていましたが、長距離アタックが武器になると考えていました。どれぐらい長くペースを保つことができるかは分かりませんでしたが、しっかりと踏んで、ミスなく脚を休めながらコーナーをこなすことを意識しました。

チームは本当に素晴らしく、全員が正しい心構えで臨みました。今日は誰でも勝てたはずです。レース前は、序盤から私がレースを活性化してペースを上げることで、チームに貢献できると考えていました。

今日は本当にうまくいきました。序盤からに動くと決めて、(2位の)キーラと一緒に展開を作ることができました。彼女は現在U23のチャンピオンです。彼女は素晴らしいライダーで、素晴らしいレース展開でした。このクリテリウムのチャンピオンジャージをチームでキープすることができて本当に嬉しいです。

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